名鉄6000系列だけ乗りまくる旅 その1
好きな名鉄車両は何ですか?
多くの人が「パノラマカー」「パノラマスーパー」「ミュースカイ」「3400系いもむし」などを挙げることだろう。いの一番に「6000系列が好き」という方はあまりいなのでは?
しかし世の中には物好きがいるもので、真っ先に「6000系列が好き!」という人間がいるものである。そう、その物好きことこの筆者である。
あれは中学2年の時。各務原線に何げなく乗っていたとき、6000系の爆音モーターにしびれたのである。
以降、蓼食う虫も好き好き、あばたもえくぼの言葉通り6000系列の魅力に取りつかれた筆者。
従来2扉クロスシート車主体の名鉄が苦肉の策で作り上げたであろうバス型クロスシート。
あのこもったようなひび割れたような声になっちゃうアナウンス放送。
同じ系列なのに顔が違う。顔が同じなのに系列が違う謎の形式。
そんな魅力に取りつかれ、気づけば6000系を好んで乗るようになっていた。
さらに一日中6000系に乗っていたい、一日中6000系の爆音を聞いていたいという願望が心の中に芽生えていた。
ということで、たまたま平日に一日OFFができたので。「まる乗り1DAYフリーきっぷ」をにぎりしめ、6000系列だけをまる乗りしてきたのである。
以降はその名鉄6000系列だけアホみたいに乗り続けた、まったく無益な記録である。
6000系列が嫌いな方に至極つまらない記事である。
名鉄6000系列が好きな方、よくわからないけど変な旅をしたい方、違ったタイプの「修行」をしてみたい方は読み進めていただければと存じます。
第1乗車目
乗車⇒名鉄名古屋7:41発 普通 豊明行き 乗車6838
降車⇒前後8:15着 6両(前6800金魚+後6500鉄仮面)
記念すべき第1列車!金魚鉢の6838! 金山まで通勤客、以降は高校生で混雑。
桜駅付近ですれ違う急行岐阜行き貫通型!
本笠寺退避の6000系!
第2乗車目
乗車⇒前後8:29発 普通 犬山行き 乗車6502
降車⇒鳴海8:37着 4両(6500鉄仮面単体)
ドア付近混雑。
第3乗車目
乗車⇒鳴海8:42発 急行 犬山行き 乗車6905
降車⇒犬山9:37着 6両(前6800鉄仮面+後6000貫通)
伊奈発の急行!名古屋までギューギュー詰め。名古屋からガラガラ。
典型的なラッシュのための急行!
第4乗車目
乗車⇒犬山9:54発 急行 内海行き 乗車6228
降車⇒太田川10:44着 4両(6000貫通単体)
ラッシュも終わり身軽な4両!ただしモーター音は重たそうな爆音www
第5乗車目
乗車⇒太田川11:10発 急行 新鵜沼行き 乗車6925
降車⇒栄生11:31着 6両(前6800金魚鉢+後6500金魚鉢)
太田川駅の名古屋方面は2階と3階のどちらに6000系列が入るかチェックが大変!
途中神宮前ですれ違った中部国際空港行き準急。後ろに6000系ワンマン連結⁉
第6乗車目
乗車⇒11:55発 急行 豊川稲荷行き 乗車6229
降車⇒新安城12:32着 4両(6000貫通単体)
栄生で一宮や津島方面へ行く6000系列を狙うも30分間来ず!
そこで作戦変更。たまたま来た6000系貫通型豊川稲荷行きに乗車!
平日昼間の、のどかな6000系室内。
名鉄名物!屋根から直接つり革!
温度計。これ見て車掌さんがこまめに温度調節してくれます。
第7乗車目
乗車⇒新安城12:38発 普通 西尾行き 乗車6827
降車⇒西尾13:00着 2両(6800金魚鉢単体)
確実に6000系列に乗れる路線。というわけで西尾線を往復。
6800系クロスシート。豪華ローカル線の旅!
中途半端な木目調も阪急にはまねできない名鉄らしさ!?
第8乗車目
乗車⇒西尾13:11発 普通 新安城行き 乗車6927
降車⇒新安城13:32着 2両(6800金魚鉢単体)
西尾で折り返し。吉良吉田からの急行を先に通すが、銀色電車であったのでパス!
金魚鉢の運転席。
短尺レールの西尾線。ジョイント音と爆音モーターを轟かせ日本のデンマークを行く。
第9乗車目
乗車⇒新安城13:43発 普通 43犬山行き 乗車6236
降車⇒鳴海14:20着 4両(6000貫通形単体)
※途中豊明で前に6800系金魚鉢連結。豊明から乗車は6912。
豊明で前に2両金魚鉢を連結。顔が違っても系列は同じだから連結できちゃう☆
ジャジャーン!6両で出発!
名鉄と名古屋地下鉄によくある鏡。
チカン対策?広告に注目させるため?
讃岐だけじゃない。尾張にも泣いちゃうイルカがいる。
連結した車両から後ろの6000系を眺める。
第10乗車目
乗車⇒鳴海14:23発 急行 一宮行き 乗車6229
降車⇒一宮15:03着 4両(6000貫通形単体)
第6乗車の豊川稲荷行きの折り返し。だから6229は本日2度目の乗車。
年季が入った運転席。
6000系の行き先幕一覧表。
屋根に逆さに付いたマスコン。みたいなもの。
その2へ続く
ムーンライトながら 東京行き 乗車記録
ムーンライトながら東京行き 乗車記録
夜行列車が全国的に廃止される中、「ムーンライトながら」もいつ過去のものに
なってもおかしくない。185系の年齢を考えるといつ引退してもおかしくない。
ということで平成最後の年末に乗車体験しておくことにした。
1.名古屋~豊橋
12月の暮れのとある日。
名古屋から東京までながらの人になる。
この日は先行列車のおくれで入線時刻は23時20分。発車時刻だ。
乗客を飲み込み23分に3分延で発車。
相変わらず先行快速が遅れているため、大高付近をのんびり走る。金山辺りからノッチを入れ、熱田を過ぎたあたりで最高速度に達したあとは、ずっと惰性走行でここまで来たようである。
刈谷で先行の快速を抜かし、再度ノッチアップ。
その後も岡崎手前で先行列車に行く手を遮られる。
岡崎を通過してまたもフルスピード。
幸田付近で車掌が検札にやってくる。
車掌はスタンプを2つ持っている。
普通の検札印と18キッパー用に翌日の日付が押せるものだ。
岡崎から豊橋間は185系の特急スペックを遺憾なく発揮して豊橋には0時15分定時に到着する。
名古屋駅での遅れ3分を取り戻した。
2.豊橋~熱海
乗務員が交代し
豊橋を0時18分に定時発車。
豊橋から横浜到着までは車内放送もおやすみするとのこと。
車内灯は終点まで点灯であった。
愛知県から静岡県に入るも随分のんびりである。一度最高速度まで出して、低速域まで惰性走行。そしてまたスピードを上げるという具合である。
浜松到着は下りホームの3番線に0時46分の定時到着。
9分の停車だ。車外へ撮影に出る乗客も多い。
発車は0時55分。まだ沿線のマンションに煌々と灯が灯っている。
静岡県西部を順調に走り、静岡1時52分に定時到着。
到着寸前で下りながらと離合する。
浜松~富士間では頻繁に下り貨物列車とすれっ違った。
静岡1時55分発。沿線マンションの明かりも大方消えた。
富士駅に2時23分の到着。運転停車だ。車内から聞こえる多くの寝息以外は実に静かだ。2時47分に貨物列車が追い越す。その後185系のブロアー起動音が聞こえ、49分に発車。
昼間なら雄大な富士山が見えるであろ区間だ。今は裾野に広がる住宅地の街燈だけが遠く流れていくだけである。
沼津は3時5分定着。
大量のE231系やE233系が眠っており、首都圏が近づいたことを実感。
3時16分に貨物列車が追い越す。3時19分定発。
三島では新幹線の保線確認車がスタンバイしているのを横目に高速で通過。
3時35分熱海着。
3.熱海~東京
乗務員交代の後3時37分に発車。
客扱いはしないため発車メロディーはなし。
熱海~小田原走行中にJR東日本の車掌が巡回にやってくる。
3時59分に国府津着。ここでも運転士が交代したのか。4時1分に発車。
この時間も下り貨物列車がまばらにみられる。小田原を過ぎて旅客線を走る貨物列車に離合。
二宮、大磯と過ぎ、そろそろ平塚か茅ヶ崎かなと外を見ると戸塚を通過中だった。
いつのまにか眠っていたようだ。
戸塚を通過してほどなく、東日本の車掌による元気な放送が入る。
横須賀線の東戸塚や保土ヶ谷の各駅にはすでに列車を待つ乗客の姿が。
首都圏の朝は早い。
4時40分横浜定着。SH1の発車メロディーが鳴り4時41分定発。
ここから頻繁に京浜東北線と離合する。
すでに人だかりができている川崎を高速で通過。
多摩川を渡り東京に入ると、省力化軌道になりスラブ軌道のような走行音になる。
品川4時57分定着。
駅改良工事のためか東海道線と京浜東北線が同じホームを使用していた。
4時58分定発。
物議をかもした「高輪ゲートウェイ駅」の建設現場を通過。
浜松町からは東京タワーを望む。
いよいよ終点だ。
新橋を過ぎ有楽町手前で到着放送。冒頭は鉄道唱歌のチャイムだ。
5時5分定刻。東京駅10番線に到着。
185系の幕回しに多くの鉄道ファンが群がる。
番外編 指定席購入
かねてより指定席は入手困難と聞いていた。そこで1か月前の午前10時ぴったりに買えるよう、普通電車しか止まらない某小駅まで出向いた。名古屋駅のような大きな駅だと、並んでいる間に完売なんてこともありえると思ったからだ。想定通りその某小駅の窓口には先客がおらず、余裕で指定券をゲットできた。
だがしかし、仕事の予定が変更となり、当初大垣⇒東京の席を、名古屋⇒東京に変更せざるをえなくなった。そこで区間変更を願い出た。
窓口担当には、
「変更といえども、いったんキャンセルして取り直すことになる。その一瞬のキャンセル中に他の予約が入るかもしれないので!」と念を押された。
ハラハラしたが窓口担当が手際よく処理してくれたため、同じ席を再度確保できた。
布袋大仏ライトアップ②
それでは①に引き続きましてライトアップ布袋大仏をご鑑賞くださいませ!
大仏の夜桜見物
ライトアップ横顔
住宅の脇からヌーーッと。知らずに運転してたら事故るわ。
道路標識『とまれ』『左折』『だ、だいぶつ』
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布袋大仏ライトアップ①
夢みる巨大仏 東日本の大仏たち (KanKan Trip Japan) [ 半田カメラ ] 価格:1,760円 |
大仏のライトアップってすてきですよね!
闇夜にヌ~~~ッと浮かび上がる巨大仏は生涯忘れることのないほどインパクトがあります。
なかでも布袋大仏は桜の期間ライトアップされます!
というわけで、暗闇に鎮座するライトアップ布袋大仏をご鑑賞ください!
布袋大仏名物サングラス。決まっとるがね。
18時30分ライト点灯。
ライトアップ正面
斜め下から。夢に出てきそうな程のインパクト。
価格:712円 |
続きは↓をご覧ください♪
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